2011年に読んだ本でよかったもの
- 坂口恭平『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』太田出版
- モバイルハウスのつくりかたも早く本にならないかなあ。あれを『すばる』でたまたま読んで衝撃を受けて『ゼロから~』を読んだのです。
- P・G・ウッドハウス『ジーヴズの事件簿 才智縦横の巻』文春文庫
- シャーリィ・ジャクスン『ずっとお城で暮らしてる』創元推理文庫
- 読むのがつらかったが途中でやめられなかった。
- 『妖異百物語 第一夜』出版芸術社
- まさにはずれなしのアンソロジー。ベストはマッドサイエンティストものの「人喰い蝦蟇」。あと、「人蛾物語」もエロくて良かった。第二夜も読まないと。
- 西崎憲『蕃東国年代記』新潮社
- 『ゆみに町ガイドブック』も読んだけど、『蕃東国年代記』の方が好みだし、『ゆみに町』はもう一度読まないといけないような気がするからこっちで。続編早く出ないかなあ。
- 江戸川乱歩『孤島の鬼』創元推理文庫
- BL→ミステリ→フリークス満載の冒険小説→BLという感じ。乱歩も怪奇幻想風の短篇はいくつか読んでいるけど、長編はほとんど読んでないから来年手をつけたいところ。
順不同。5冊にしたかったけど絞れなかったので中途半端だけど6冊で。